graphline128_128MT4でEAを起動する前にバックテストをして、EAの運用成績を自分なりにテストしておくことをおすすめします。バックテストは一つの設定で行うのではなく、色々なパラメーターに設定変更をしながら運用成績を確認する必要がありますが、手動で最適値を探すのはそれなりの手間が発生してしまいます。今回はEAのバックテストで設定の最適値を検証する方法を解説します。

EAのバックテストの設定を自動で検証する

バックテストは1回の設定で見て最適値が見つかるものではありません。

設定をいくつか変更してバックテストを行いながら

  • このEAは本当に有効なものなのか?
  • どの設定の時に最大の効果が出るのか?
  • を確認するものなのです。

実際に設定を変更してテストします。

EAのバックテストで設定を変更する方法

いちいち手動で設定を変更していたら・・・いつまで経っても検証が終わりません。

しかし、MT4にはバックテストの設定自体を自動的に変更しながら、最適値を探す機能もついているのです。

条件を自動的に変えながら最適値を探してくれるので、一度のバックテストで最適な設定(※あくまでも過去の為替レートでの最適値)が見つかります。

EAのバックテストで設定の最適値を検証する

テスターウィンドウの右上にある「エキスパート設定」をクリックします。

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設定画面が現れるのでタブの「パラメーターの入力」をクリックします。

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Moving Average の設定時に選べるパラメーターが選べます。

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  • Lots:最小ロット数
  • MaximumRisk: 最大投資リスク(0.01~1.00まで指定可)
  • DecreaseFactor:負けトレード回数によってロット数を下げる減少係数(通常は2~5)
  • MovingPeriod:移動平均期間
  • MovingShift:移動平均のシフト値

移動平均期間の値は12になっていますが、この値のスタートを5に変更してみます。これは「移動平均期間を5から12の間で自動的に最適値を見つける」ということを意味します。

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「OK」をおしてウィンドウを閉じます。

テスターウィンドウに戻って右下の「最適化」チェックボックスを入れて、「スタート」を押します。

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「最適化結果」というタブに移動平均期間が5、6、7、10という結果が表示されます。

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この中で一番良かったのは損益が797.16を記録した移動平均期間10ということになります。

右クリックして「パラメーターの設定」ボタンをクリックすると最も成績の良かったバックテストの設定で、再度バックテストを行うことができます。

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過去の最適値でEAを動かしたいという場合には、EAの設定画面で最適化結果と同じようにMovingPeriodを10に設定すれば良いのです。

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まとめ

最適化によってEAを検証することで「どのような条件だと一番高いパフォーマンスが発揮されるのか?」があくまでの過去の為替レートでの結果ですが、わかります。

  • EAの性能をチェックする
  • EAで最大限の効果を発揮できる可能性がある設定を見つける

ために有効な検証方法といえます。最適化の条件も変更しながら、本当の最適値を発見して、EAを起動することをおすすめします。