graphline128_128MT4を活用したトレード手法「移動平均線EMAでのゴールデンクロス、デッドクロス手法」を紹介します。

移動平均線20EMA、50EMAでのゴールデンクロス、デッドクロス手法の理論

EMA(指数平滑移動平均線)を使う

EMA(指数平滑移動平均線)は、SMA(単純移動平均線)と比較して、相場の動きに敏感に反応して、トレンドの転換点を見極める、逆張りに向いている移動平均線となっています。上級者のトレーダーが好む移動平均線ですが、今回のゴールデンクロス、デッドクロスを活用する場合には、相場の転換点を見極めての逆張りになるので、EMA(指数平滑移動平均線)を利用します。

この手法では、20日、50日、120日、200日のEMAを採用します。

ゴールデンクロス、デッドクロス手法

短期移動平均線が長期移動平均線を下から上へ抜けたら「買い」
短期移動平均線が長期移動平均線を上から下へ抜けたら「売り」

というトレーダーなら誰もが知っているテクニカル手法と言えます。短期の移動平均線が長期の移動平均線のトレンドを抜くということは、そこにトレンドの発生圧力ができていることになるため、ゴールデンクロス、デッドクロスでエントリーすればトレンドの転換点をとらえられるという考え方です。

「だまし」も多い手法ではあるのですが、大きなトレンドをつかみながら実行すれば十分に勝率を上げることが可能です。

MT4のEMAの設定

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インジケーター「Moving Average(移動平均線)」を適用します。

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期間に「50」、移動平均の種別「Exponential」を選択して挿入します。これを「20」「120」「200」で線の色と線種を変えて表示させます。

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移動平均線20EMA、50EMAでのゴールデンクロス、デッドクロス手法のルール

短期線「20EA(赤)」が長期戦「50EA(オレンジ)」を抜けたときにエントリー
短期線「20EA(赤)」が長期戦「50EA(オレンジ)」を逆に抜けたときにエグジット

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移動平均線20EMA、50EMAでのゴールデンクロス、デッドクロス手法の注意点

「だまし」を減らすルール作りが必要

相場がトレンドのときは通用しやすいテクニカル手法ですが、持ち合いの状態になった時や一定条件下では「だまし」が発生しやすいテクニカル手法でもあります。「だまし」の発生を減らすための条件を自分なりにも決めておく必要があります。

1回目のゴールデンクロス、デッドクロスは信用しない

1回目のクロスは、まだトレンドができるのか?持ち合いになるのか?定まっていないケースが多いようです。そのため「だまし」に遭いやすいのです。トレンドができたことを確認してから、エントリーしても遅くはありません。

指標発表時は信用しない

同様に指標発表時は、通常のトレンドの形成とは違った状態となります。ここでも「だまし」が発生しやすいのです。

長期のトレンドを見る

120EMAと200EMAも表示させたのは、長期のトレンドを見るためです。上記の例でもわかる通りで、120EMAと200EMAの緑のラインが上昇しているので、長期のトレンドは上昇していることになります。この段階では、ゴールデンクロスは通用するけれども、デッドクロスは通用しないケースが多いのです。

長期のトレンドに逆らわずにエントリーすれば「だまし」の発生を抑えることが可能になります。

まとめ

移動平均線によるゴールデンクロス、デッドクロス手法は、「だまし」の発生をいかに回避するかが勝率アップのための重要なポイントとなります。

また、移動平均線は視覚的にも非常にわかりやすい指標ですので、表示させておくだけでも十分にテクニカル分析に役立つ指標と言えるでしょう。