MT4のチャートの基本操作「矢印設置」について解説します。
矢印設置とは
MT4を使うときにテクニカル分析上、目安にしておきたい価格というものがあります。「トレンドの発生」「トレンドの転換点の価格」「底値」「高値」・・・などです。このときにチャートでの目印として色々な矢印が設置できるのです。
MT4への矢印設置方法
「挿入」→「矢印類」→「サムズ・ダウン」を選択します。
矢印を設置したい場所をクリックします。
「サムズ・ダウン」が表示されます。
これでは小さすぎて見にくいので、ダブルクリックをして選択状態にしてから右クリックでプロパティを選択します。色を「黒」に線の太さを「太く」設定すると矢印の場合は線の太さではなく、大きさが変わります。
「サムズ・アップ」「サムズ・ダウン」が見やすいサイズで表示されます。サムズ・アップは英語圏では一般的にGoodを表す肯定的な表現です。日本人ではこの矢印パターンはピンときませんので、使い方はかなり少ないと言えます。
「上向き矢印」「下向き矢印」の場合の表示はこうなります。
「ストップサイン(×)」「チェックサイン(✓)」の場合の表示はこうなります。
「価格を左に表示」「価格を右に表示」の場合の表示はこうなります。
まとめ
線や図形よりは使うケースは少ないのですが、チャートの真ん中のひげのところの「価格を正確に知りたい、かつ目印として置いておきたい」場合などは、価格表示などは便利に使うことが可能です。
使い方は人それぞれですが、テクニカル分析手法に合わせて、一目でわかるポイントに利用すると良いでしょう。MT4などの書籍など、人にトレードを教えるときによく用いられる機能です。