MT4のチャートの基本操作「インディケーターの新規追加と削除 」について解説します。
インディケーターとは
インディケーター(Indicator)とは、チャートに表示されるテクニカル分析用のツールのこと
を言います。MT4でははじめからこのインディケーターが30種類以上登録されており、初心者でも十分に高度なテクニカル分析が可能になります。
また、慣れてくれば自分でインディケーターを開発したり、他の投資家が開発した独自のインディケーターをダウンロードして使ったり、様々な活用が可能になります。
テクニカル分析を使いこなすうえでインディケーターは心強い武器になります。
今回は「MACD」というインディケーターを表示させてみます。
MACDとは
2本の移動平均線(MACDとそれを単純移動平均化したシグナルの2本のライン)を用いることで、相場の周期とタイミングを捉える指標で、FXのテクニカル分析によく用いられるものです。
チャートの拡大
6分割表示されているチャートの中でUSD/JPYのチャートの□をクリックして拡大します。
インディケーターの選択
左下のナビゲーターウィンドウのインディケーターを選択します。
インディケーターをクリックして、スクロールしながら「MACD」を探します。
インディケーターの表示
「MACD」をドラッグしてチャートに持っていきます。
「MACD」の細かい設定画面が開きます。ここでは変更せずに「OK」を押します。
メインウィンドウの下のサブウィンドウに「MACD」が表示されました。インディケーターは種類によってメインウィンドウに表示されるものとサブウィンドウに表示されるものがあります。
インディケーターの削除
メインウィンドウで右クリックし「表示中のインディケーター」を選択します。
「MACD」を選択し、右の「削除」ボタンをクリックします。
インディケーターが削除されました。一覧から消えたわけではありませんので、いつでも同じ方法で表示することが可能です。
まとめ
テクニカル分析ではインディケーターはなくてはならないツールです。表示・非表示を繰り返すことも多いかと思いますので、慣れていけば自在に使えるでしょう。
ただし、インディケーターを表示させすぎると何が何だかわからずに「分析しているつもり」にだけなってトレードがおろそかになってしまいますので、必要なインディケーターを見極めて活用することをおすすめします。