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MT4では取引状況を指定レート到達時やシグナル発生時にアラートを出すことができます。アラートというのは音声によるアラームであったり、メール送信であったりします。。今回はMT4のアラート設定とよくある失敗について解説します。
MT4のアラート設定について
MT4のアラートというのは
- 指定のレートになった時のお知らせ機能
- 指定の時間になった時のお知らせ機能
と言っていいでしょう。
お知らせの方法は
- 音声の再生
- メール送信
- スマホアプリへのプッシュ通知
- 動画やTV、エクセルなど他のプログラムの起動
などがあります。
利用することはほぼありませんが
- 指定のレートになったら、PC上のテレビを立ち上げる
ということも可能なのです。
ここでは基本的なアラート設定の方法について解説します。
MT4のアラート設定方法
1.メニューウィンドウの「ターミナルウィンドウ」を開いた状態にする
2.ターミナルウィンドウの「アラーム設定」タブをクリックする
3.「アラーム設定」の空白部分で右クリックする
4.「作成」を選ぶ
5.「アラーム設定」の詳細情報を入力する
アラーム設定の仕方
アクション指定
指定の条件になったときのアクションを選択します。
Sound:アラーム音を鳴らす
File:ファイルを実行する
Mail:メールを送信する(メール設定が済んでいる必要があります。)
Notification:スマホアプリにプッシュ通信する
通貨ペア指定
アラートを出す通貨ペアを指定します。
有効期限
アラーム設定の有効期限を決めます。選択しない場合は無期限になります。
条件
アラートを出す条件を設定します。
Bid <:Bidが○○未満になったらアラート
Bid >:Bidが○○を超えたらアラート
Ask <:Askが○○未満になったらアラート
Ask >:Askが○○を超えたらアラート
Time =:○○という時間になったらアラート
隣の価格欄には価格または時刻を入力します。
価格は普通に価格を入力
「Time =」の場合のみ「09:10」と入力します。
ソース
指定したアクション別にファイルや情報を設定します。
Sound:サウンドファイル「wavファイル」
File:exe、mp4などの実行するプログラムファイル
Mail:メールの件名と本文
Notification:入力不要
ソースの右にある「…」をクリックすることでファイル選択やメールの入力などが可能です。
最大反復数
アラートを繰り返す回数を設定します。
間隔設定
アラートを繰り返すときの間隔を設定します。
6.「テスト」をする
7.設定完了
まとめ
MT4のアラート機能は非常に使い勝手の良いものです。他の作業をしているときも、目安の価格になったら、メールやスマホへアラートが届く、もしくはPCからアラームが聞こえれば、その時だけPCの前に行けば十分にトレードが可能だからです。アラート機能を駆使することでPCの前にずっといなければならない状態を回避できます。