MT4では取引状況を指定レート到達時やシグナル発生時にメールで受け取ることができます。今回はMT4のメール設定とよくある失敗について解説します。
MT4のメール設定方法
1.メニューウィンドウの「オプション」を選択する
2.オプションの「Eメール」タブをクリックする
3.「有効にする」をチェック
4.メール送信に必要な情報を入力する
※自分が保有しているメールアドレスのメール送信情報(SMTP情報)を入力します。
例:Yahoo!メールの場合
SMTPサーバー
→ smtp.mail.yahoo.co.jp:587
※後ろの:「587」はポート番号です。MT4の場合はポート番号は「25」なのですが、最近のメールではセキュリティの関係で「587」を採用するところが増えています。取得するメールによって異なるので自分の送信メールサーバーのポート番号を確認しましょう。
SMTPログインID
→ Yahoo!のログインIDで「@」の前です。
SMTPパスワード
→ Yahoo!のログイン時のパスワードです。
発信元
→ 発信元のメールアドレスを入力
送信元
→ 送信元のメールアドレスを入力
5.入力完了後「テスト」ボタンを押す
6.メールが届いているか確認
「This is a test message.」というメールが届きます。
操作履歴も成功の状態になります。
7.届いていない時は「操作履歴」を確認
Mail: ‘Test message’ failed
などメール送信失敗の内容が記載されています。
MT4のメール設定のよくある失敗
失敗その1.ポート番号ミス
MT4の設定画面ではポート番号の設定箇所がないので
smtp.mail.yahoo.co.jp
↓
smtp.mail.yahoo.co.jp:587
とポート番号を入力しなければなりません。MT4のポート番号は25ですので、それ以外の場合はポート番号を設定する必要があります。
接続できない場合には
Mail: error connecting to smtp.mail.yahoo.co.jp
と表示されます。
失敗その2.アカウント情報が違う
ID/PASSが違っていればログインすることができません。
Mail: login to smtp.mail.yahoo.co.jp:587 failed
と「ログインできませんでした。」と表示されます。この場合はID/PASSが間違っています。もう一度確認しましょう。
失敗その3.メールが詰まっている
Mail: ‘Test message’ failed
この状態はクリックしすぎなどでメール送信が詰まってしまっている状態です。再起動してやり直しましょう。
まとめ
MT4のメール機能は非常に使い勝手の良いものです。自動売買などをするのであれば特に重視したい機能と言えます。まずはメール設定をクリアしましょう。